kmuto’s blog

はてな社でMackerel CREをやっています。料理と旅行といろんなIT技術

技術書典15に向けて『Hatena Tech Book Vol.2』を作っていた(その1)

はてなに入社したらやりたい100のこと」の1つに、「はてなのエンジニアの皆さんを巻き込んで技術書典に出展する」がある。

はてな自体そもそも2019年の技術書典6に出展したことがあって、そのときの『Hatena Tech Book』の販売は大いに活況だったらしい。5月の技術書典14についても社内チャットで話題になっていて、いつかまた出てみるのもいいかもねーという雰囲気は醸成されていた。

developer.hatenastaff.com

入社してしばらく経ち、ようやくいろいろと仕事も見えるようになってきたので(本当に?)、技術書典15に出展するのは良いタイミングではないか。社内で出展に興味があるか募ってみたところ、技術書典6の経験メンバーや新規の方々が手を挙げてくれた。

技術書典15プロジェクトを始動。まずは技術書典15のスポンサー参加の働きかけから始めた。こちらは技術グループと広報との間で話が進んで、はてなはブロンズスポンサーになっている。わいわい。

ただし、オフライン開催のブース出展のほうは、スポンサーのはてなとは話が別で、あくまでも有志による1サークルとして参加することになる。「はてな技術書典部」として申し込みはしたものの、ブースの当落発表をドキドキしながら待つことになった(発表が遅れてスケジュール的にもやきもきすることに……)。

ブース当選の報を受けて、いよいよ制作体制を考えながら、執筆者を募る。昔『でぶあん不徹底入門』を作っていたノリで「とりあえず好きなの書いて」程度で済むかなと軽く考えていたのだが、技術書典6の制作をされていたデザイナーのid:mazcoさん、エンジニアのid:masawadaさんと話したところ、ちゃんとテーマを決めて、そこから原稿の方向性や表紙などを決めていきましょうとなった。さすがちゃんとしている!