私は退職の有給消化、相方は最近の休日業務からの代休ということで、完全に思いつきで群馬の大泉に行ってきた。
赤城行きのりょうもう号。かかる時間は普通列車とさほどは変わらないが、乗り継ぎがいいのと、座りやすさ、そして万が一のときにトイレに行けるというメリットがある。
館林で乗り換えて、西小泉着。
駅まわりはだいぶ寂しい。
ブラジル料理の「カミナルア」へ最初に向かったのだが、お昼は休業だった。ペルー料理の店「アイユス」は曜日的にお休み。北に進んで「レストラン・ブラジル」へ。ブラジル料理屋の老舗らしい。
シュラスコやステーキもあるが、ここはあえて煮込みで。サラダバーがとてもおいしくて、食べすぎた感がある。料理は優しい味でどれもおいしい。
町の唯一の宿泊施設の「ビジネスホテル エンペラー」へ。
ワオ。
評判どおりのなかなかの昭和っぷり。ロビーや階段はかなりタバコ臭いが、部屋のほうは清潔に保たれていて、禁煙ルームもちゃんと守られている。畳の上にベッドが置かれているというのは斬新な感じはあるが、これなら床に荷物を置いたり広げたりしてもなんら問題ないわけで、これはこれでありだな?と思った。
自転車をフロントで借りて、観光案内所へ。人気のあまりない、天井の低い薄暗い建物でポルトガル語の渡航案内、というあたりに空港みある。
川沿いにある立派な配水設備。
工場住宅地で見所があるわけでもない(パナソニックの工場敷地が大きいのだけど、目立つ何かがあるわけでもない)ので、スーパー巡り。ここまで来てカインズで買い物したり、ブラジルのスーパーに入ったり、ローカルスーパーのベルクを見学したり。ブラジルスーパーでリングイッサや牛肉が安かったのだが、冷凍品を持ち帰るのはキツいのでやむなく見送り。
昼に行けなかった「カミナルア」。入口がわかりにくく、2Fではなく1Fの奥に扉があった。最初は我々だけだったのが、そのうちにお客さんは増えてきた。近辺で住んでたり働いたりしている方が多いのかな。テイクアウトの人も。
せっかくのブラジルなのでカイピリーニャを一杯。相方はパインココナツクリーム。
料理はイチボ肉のプレート。スープ2種にフェイジョン豆スープ、ごはん、サラダ、コロッケ、目玉焼き、そしてお肉にヨーグルトゼリーと豪華。フェイジョンは狙ってなのかミスなのかわからないが焦がしてあって風味が面白い。見た目よりも相当にボリュームがある。
朝。チェックアウトし、遅めの朝ごはんへ。10:00というのは微妙な時間で、食事処はだいたい11:00の店開き。早朝から開店している「ド・パウロ」へ。
マテ茶と、牛肉チーズのパステール。パリパリともっちりの間のような生地の中に薄く牛挽肉とチーズが包まれていて、とても美味。
残念ながらお昼どきまで時間を潰すところもなく、駅前スーパーにはリングイッサは少し販売はしていたもののほしい銘柄がなかったので、帰る(朝方冷えて風邪の引き始めっぽかったし)。もう少し何か見所があるといいのだけど、工場住宅地にそれを求めるのは無茶というものか。
ともあれ、食事はどれもおいしかったので目的は果たした。ブラジル、ペルー、ネパールの順の人口比らしく、実際レストランの数もだいたいそれに比例している気がする。トルコ料理などもよさそうなお店があった。
〆は北千住構内の丸亀。