kmuto’s blog

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エレコムUCAM-CX20ABBKを買った

モニタに付けるミニカメラEYE-to-CAM2を買ってしばらく業務運用していたのだけど、いろいろ問題があって諦めることにした。

EYE-to-CAM2(アイトゥカム2)【ETC2JP-001B】survaq-store.com

  • 暗い。 これはカメラのサイズが小さいというのがまず1つ。そして、自宅が家人の都合で標準的なご家庭よりも相当暗い照明にしているのがより大きな理由。実際、カーテンを開けて試すと普通に綺麗。とはいえその状態で仕事は無理。顧客都合でそれぞれ異なるビデオミーティングサービスを使っていると明るさの調整がしづらいし、輝度を無理矢理上げるとザラザラのひどい絵になる。デスクライトを点けたらゾンビになってアレ。
  • 取り付けが不安定。 吸盤で画面に付けるのだが、よく外れる。しっかり付けると今度は取るのに苦労する。釣り糸で片側に重しを付けてモニタを挟んでぶら下げるという方法でしばらくしのいでいた。それでも有線ケーブルの巻き具合によっておかしな角度になったりするし、そもそも下にケーブルが見えるのはやはりジャマな感じは強い。

正面で投影できる、という体験自体は悪くなかったんだけどね。残念。

代わりとして、エレコムのUCAM-CX20ABBKを購入した。

  • 画質は悪くない。 正直M2 Mac Airのカメラがコンパクトかつ優秀すぎるんだけど、エレコムのこちらも画質としては十分満足だった。絵としてもかなり明るく撮れていて、ライトがなくても問題ない。
  • LEDリングライトが付いている。 暗さの対策としてリングライト付きのを条件としていた。上部裏にタッチスイッチがあり、色を3種類で切り替えられる。明るいけど、ストレートに目にぶつかってくる光なので、キツめではある。上記のとおりライトを付けなくてもそこそこの明るい絵になるので、あまり使う機会がないかも。
  • クリップ部の可動が広く取り付けやすい。 これはかなりよくできているなと思った。カメラの首は横360度回転、縦は200度くらいの回転域がある。台座は2段で折り畳めるよう形成されていて、任意のモニタあるいは適当な支える場所と組み合わせやすいし、机の上で自立させることもできる。

評価としては悪くない。USB-AなのでUSB-Cアダプタを別途噛ませないといけないのは残念(今はEYE-to-CAM2のを流用しているせいか、どうも不安定で切れることがある)。自宅での固有の問題として、32"のモニタでは上部に取り付けると完全に見下ろされる絵面になってしまう。やたらと頭がでかい絵になるし、私の胸元を見せられてもだいぶ困るだろう。かといって机置きだと低すぎてアゴ星人になる。このカメラの素晴しい点として三脚穴も付いているので、適当にスマホ用の三脚でも探そうかなと思っている。

Webカメラなんてmacのでええやろ、と思っていたのがこうなるとは……カスタマーサクセス、奥が深い(?)。