つくりおきAdvent Calender 2022、15日目。昨日はsawa-kazさんでした。
はてな社に先月に転職し、最初は情報量をさばくのに目が回り、1ヶ月後の今になってようやく一息ついているという状況です。一食入魂の精神であまりつくりおきはしないのですが、たまに作るつくりおきが「フムス」。
フムス(ホンモス、フンムスなどとも呼ばれる。ḥummuṣ)は、中東を中心にトルコ、ヨーロッパなどでもよく食べられているひよこ豆のペーストです。起源を巡ってはイスラエルやレバノンで争ってたりして掘り下げるといろいろ地雷になる模様。
材料
- ひよこ豆。ガルバンゾ、カブリチャナとも呼びます。普通のスーパーや輸入食材店だとお高めですが、現地出身の方々がやっているお店だと乾物で安く入手できます。Amazonでもわりと安いですね。
- レモン。生でもポッカレモンでもいいですが、最近では冷凍レモンがベストだなという感じがしています。
- ゴマペースト。フムスで一番原価が高いところで、ベストソリューションをまだ探し中ではあります。今のところ、ユウキの中華用芝麻醤を使っています。
- オリーブオイル。いっぱい使うし、ほかの風味を殺しては本末転倒なので、普通の安いオリーブオイルでOKです。
作り方
ボウルにひよこ豆を入れて、水をたっぷり入れて、半日ほど放って戻します。今回はひよこ豆をカップ3杯ぶんくらい。
朝に仕込んで、夜にはだいぶふくらみました。
圧力鍋に豆だけを入れ、水は新しいのを注ぎます(豆がしっかりかぶるくらいに水を入れる)。
圧がかかり始めてから15分ほど茹でてみました。圧を抜き、食べてみて柔らかく砕ければOK。ゴツゴツするなーと思ったらもう一度2〜3分ずつくらいで圧をかけ直しましょう。
ミキサーの容器にほかの材料を準備します。今回はカップ3杯のひよこ豆に対して、冷凍レモン1かけ(小さめに切る)、芝麻醤大匙1、塩小匙0.5くらい。オリーブオイルはひとまず下部が少しひたるくらいに入れました。
豆を少し水を切りながら投入。あまり水を切りすぎると乾いた食感になってしまうので、オタマで豆を入れていくのがよいかと。
ガガッーと混ぜました! これをボウルに取り出します。
ミキサーの分量の都合で2回に分けましたが、2回目のほうはレモンなしで芝麻醤少しとオリーブオイル、豆だけで。どうせこの後全体を混ぜるし。
ボウルの中でヘラを使って混ぜていきます。適宜味見しながら混ぜ混ぜしましょう。
- 固い、ボソボソする → 茹で汁やオリーブオイルを加える
- 旨味が不足している → 塩、芝麻醤を加える
- 塩気が足りない → 塩を加える
オリーブオイルはかなり入れても大丈夫。実際、現地で売られているものはかなりクリーミーかつ表面に酸化除けのオリーブオイルが大量にかかっていました。
できあがり。
豆・ゴマ・オイルにほのかなレモンの酸味で、何にでもよく合います。パンにのせるのは鉄板だし、単体でもイケるし、写真のようにハンバーグやロースト肉ともベストマッチです。
長めの保存の際には容器に入れてオリーブオイルを張り、冷蔵庫に入れておくとよいでしょう。
つくりおきAdvent Calender 2022、16日目の明日はminemura_coffeeさんです。