『オブザーバビリティ・エンジニアリング』を読んでいる途中なんだけど、アンチパターンとして、「既知の未知」として事象を捉えようとしてしまうことや、「ハンマーを持つとすべてが釘に見える」症候群についての言及があり、印象深く思っている。
関わっているサポートやカスタマーサクセス業務においても、経験に基づいて事象を解析・解釈しようとして本質から遠ざけてしまった、と反省することがときどきある。
経験が効果を発揮することだってもちろんあるんだけど、『オブザーバビリティ・エンジニアリング』の言うところの「未知の未知」を扱っているんだ、という気持ちを常に持って、既知のスコープに固執しないように注意しないとな、と改めて思った。
